Fedora 13でTwitterIrcGateway カスタマイズ編

まずはreplyやfavに引き続き非公式RTを使えるように.
TypableMap拡張のためのスクリプトを用意するんですが, 最新版には入ってなかったような気がするので古いバージョンをダウンロードしてきて展開します.
旧バージョン
中にDLRScriptSamplesというディレクトリがあるので、その中へ移動します. その中のtypablemap.rbをスクリプト用のディレクトリにコピーします.
スクリプト用のディレクトリはTwitterIrcGatewayディレクトリ内にある
Config/Username/Scripts
です. Configディレクトリ等は一度実行したあとじゃないと存在しないかもしれません. あと, Scriptsディレクトリは自分で作ってください.
Scriptsディレクトリにtypablemap.rbをコピーしたら, IronRuby関係でクラッシュするのを回避するために、1行目に

module Kernel; Session = CurrentSession = ::CurrentSession; Server = CurrentServer = ::CurrentServer; end

というのを追加します.
ここまで済んだら, クライアントでTIGへ接続し#Consoleチャンネルに入ります. 接続したら

DLR
reload

と打てばOKです. スクリプト設置後にTIGを再起動するのであれば、リロードの設定はいらないかも?
これでRTが使えるようになります. 使い方はreplyなどと同じ rt id でOKです.
しかし, このままではメッセージが付加できないのでtypable.rbをちょっとだけいじります.

updated_status = Session.update_status("RT: #{status.text} (via @#{status.user.screen_name})")

の部分を

updated_status = Session.update_status("#{args} RT @#{status.user.screen_name}:#{status.text}")

と書き換えて, 先ほどのようにreloadをします. あとは

rt id メッセージ

という形で非公式RTができます.


ここからはクライアント側でちょこちょこっと設定を.
チャンネルにトピックを設定することでついーとのフィルタリングができます.
例えば

/join #Reply
/topic #Reply @hinagishi

と打つことで, @hinagishiを含んだツイートだけを表示させます.
自分に対するリプライだけを表示するのに使えますね. 同じのりで

/join #zikkyou
/topic #zikkyou #k_on

なんてやれば, #k_onのハッシュタグを含んだツイートだけを表示できます.

また, メインTLのチャンネルで

/hilight @hinagishi

とすることで@hinagishiを含んだツイートがハイライトされます.

こんなところでしょうか。他にも色々機能がありますので、TIGの公式ページなどを参考にしていじってみてください。
うちはinviteとかは全然使ってないなぁ。
こんな機能あるよ!とかあれば是非教えてくださいなー。